不登校の子の塾・家庭教師|7社の料金を初期費用・解約条件まで公式情報で比較【2026年10月時点】

明るい自室の机で、ノートパソコンと開いたノートに向かう日本人の中学生くらいの子どもの後ろ斜めの姿 教育サービスレビュー

不登校の子の塾・家庭教師は、授業料だけでなく、入会時の費用、毎月の固定費、解約の条件まで並べて比べるのが確実です。授業料が安く見えても、入会金や保証金で、最初の月に払う額は数万円変わります。

この記事では、不登校への対応を公式サイトに明記している7社を、形式・料金・体験・解約の4つで比べます。料金は、2026年10月4日に各社の公式サイトで確認した表記にもとづきます。税込と明記のないものは、その旨を表に書いています。

塾や家庭教師での学習が出席扱いになる条件と、無料で使える公的な学びの場も、あわせて整理します。

不登校の子の塾・家庭教師は「形式」から選ぶ

オンライン、訪問、通う学び方を同じ大きさのカードで並べ、本人が今できる形から選ぶことを示す図解

最初に決めるのは会社ではなく、形式です。本人が今どこまで動けるかで、合う形式が変わります。

形式合いやすい状態この記事で扱う会社
オンラインの1対1外出や対面がまだ難しい。自分の部屋からなら話せるティントル
訪問の家庭教師家に人が来ることは受け入れられる。画面越しより対面が合うガンバ、ゴーイング、サクシード、ノーバス、ファースト
通う個別指導家の外に出られる。家以外の居場所もほしいキズキ共育塾

訪問の家庭教師のうち、ガンバ、ゴーイング、サクシード、ファーストは、同じ会社でオンラインの指導にも対応しています。ノーバスのオンラインは別ブランドです。キズキ共育塾にもオンライン校があります。

本人が人と関わること自体をまだ望んでいない時期は、塾や家庭教師を急がなくてかまいません。親が何を手放してよく、何を持ち続けるかは、不登校の中学生はほっといていい?で整理しています。

7社の比較①|形式・対象・不登校への対応

形式、対象の学年・地域、不登校への対応を、並列の同じ形のカードで整理した比較項目の図解

7社はいずれも、不登校向けのコースや対応を公式サイトに書いています。表の並びは、オンライン・訪問・通うの形式ごとで、同じ形式の中は五十音順です。広告の有無とは関係ありません。

会社形式対象不登校への対応(公式の記載)
ティントルオンライン1対1小・中・高/全国不登校専門。不登校心理相談士が学習をサポートすると記載
家庭教師のガンバ訪問・オンライン小・中・高/訪問は関東・関西など14都府県、オンラインは全国不登校のページあり。不登校訪問支援カウンセラーなどの資格を持つスタッフがいると記載
家庭教師のゴーイング訪問・オンライン小・中・高/公式は訪問もオンラインも全国対応と記載(地域ごとの可否は要確認)不登校・発達障害のコースあり
家庭教師のサクシード訪問・オンライン小・中・高/訪問は全国(一部、紹介が難しい地域あり)不登校サポートコース、LD・ADHD・ASDサポートコースあり
家庭教師のノーバス訪問(オンラインは別ブランド「ネッティー」)小・中・高/訪問は東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城「こころの未来」コース。公式は、学習指導に限定したコースだと注記
家庭教師ファースト訪問・オンライン幼児〜高校生/全国不登校サポートコース、発達障害コースあり
キズキ共育塾通塾・オンラインの1対1小学生〜大人/札幌・千葉・埼玉・東京・神奈川などの校舎とオンライン校不登校・中退・学び直しの個別指導

キズキ共育塾の東京の校舎には、立川駅前と町田があります。八王子・多摩地域から通う場合の候補になります。

7社の比較②|授業料・初期費用・毎月の固定費

電卓と見積書のそばに授業料、初期費用、毎月の固定費を並べ、総額で比べることを示す図解

総額は、授業料・初期費用・毎月の固定費の3つで決まります。公式サイトに金額が見当たらなかった項目は、そのとおりに書いています。金額は、ことわりのないかぎり税込です。

会社授業料初期費用毎月の固定費など
ティントル30分あたり 小学生1,320〜2,970円、中学生1,870〜3,520円、高校生2,970〜3,520円(講師のランクで変わる)。受講した分だけの後払い確認したページに入会金の金額の記載なしサポート費はなし。出席扱いの申請に使うオプション(ホームスクーリングコース)は月額8,800円
家庭教師のガンバ30分あたり 小・中学生1,000円、高校生1,125円(関西・北関東・甲信越・東北は小・中学生900円、高校生1,000円)入会金20,000円(+消費税)、保証金16,000円(滞納がなければ退会時に全額返金)交通費は定期の範囲外のみ実費(片道250円程度)
家庭教師のゴーイング小・中学生 30分1,000円(税の表記なし)登録料22,000円、保証金16,000円(滞納がなければ退会時に全額返金)。いずれも税の表記なし月々は「学習ゼミ代+指導料」または「管理・サポート費+指導料」。金額は公式ページの画像の表にあり、文字では確認できず。公式トップの例は、週2回・2教科で月16,800円
家庭教師のサクシード1時間あたり 小学生3,080円〜、中学生4,070円〜、高校生5,280円〜。不登校サポートコースも3,080円〜料金ページに入会金の記載なし追加の教材費なしと記載
家庭教師のノーバス週1回90分の月額:中学1年生24,200円、中学3年生26,400円登録費22,000円学習サポート費 月3,300円。交通費は定期券の区間外のみ実費
家庭教師ファースト不登校サポートコース 1時間5,500円入会金0円維持費8,800円(年1回・入会の翌年度から)。交通費は実費
キズキ共育塾参考:中学3年生・メンターなしで50分×月4回 30,800円〜。公式の補足には、50分×月4回で24,200円〜ともあり、年齢・目的・校舎で変わる入会金16,500円、事務手数料5,500円、選抜費11,000円〜確認したページに記載なし

授業料の単位は会社によって違います。30分・1時間・月額が混ざっているので、同じ「週1回60分・月4回」に直して見積もりを取ると比べやすくなります。

金額の記載がない項目は、体験や相談のときに書面で確認してください。期間限定のキャンペーンは、この記事には入れていません。

7社の比較③|体験の中身と、やめるときの条件

体験の中身とやめるときの条件を、同じトーンの左右の欄で整理した図解

「体験あり」の中身は会社で違います。やめるときの条件も、申し出の期限に差があります。

会社体験・相談やめるときの条件(公式の記載)
ティントル個別相談会。希望すれば指導システムを体験できる授業回数の制限なし。授業開始の1時間前までの連絡でキャンセル料なし。退会の期限・費用は、確認したページに記載なし
家庭教師のガンバ無料体験(120分)確認したページに記載なし
家庭教師のゴーイング無料体験確認したページに記載なし
家庭教師のサクシード無料体験1か月前の通知で退会でき、退会費・違約金はなし
家庭教師のノーバス無料体験前月末までの申し出なら解約料なし。指導開始前の解約と、期限を過ぎた場合は費用がかかる
家庭教師ファースト無料の体験授業(実際に担当する教師が行う)1か月前の連絡で解約でき、解約金は0円
キズキ共育塾無料相談・見学。体験授業は常設のサービスとしては実施していない入会規約では、退会の申請は適用する月の前々月末まで。よくある質問には、毎月15日までの連絡で翌月から退会できるとあり、記載が分かれる

体験では、本人と先生の相性を見ます。担当になる先生本人が来るのか、説明だけなのかを、申し込む前に確かめておくと安心です。

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各社の相談・体験の申込みはこちらから——本人と先生の相性と、総額・解約の条件を確かめてから判断できます。

家庭教師のガンバをほかの地域で検討する方、家庭教師のゴーイング・家庭教師のサクシードを検討する方は、各社の公式サイトから申し込めます(ガンバ公式/ゴーイング公式/サクシード公式)。

表に入れなかったサービス

オンライン個別指導、自立学習、オンライン教材を同じ大きさで並べ、サービスの形の違いを示す図解

次のサービスは、不登校向けのコースが公式サイトで確認できなかったか、塾・家庭教師とは形が違うため、比較表とは分けました。

  • e-Live:小・中・高のオンライン1対1。ティントルと同じLIVE株式会社の運営で、公式サイトは不登校の相談をティントルへ案内しています。両方に申し込む必要はありません
  • ネット家庭教師 家庭ネット:小学4年生〜浪人生のオンライン指導。入会金22,000円、システム管理費 月2,200円、25分あたり1,320円〜(管理費と25分あたりの金額は税の表記なし)。不登校向けのコースは確認できませんでした(公式ページに、不登校だった利用者の声の掲載はあります)
  • 松陰スタディ:小学生〜中学3年生のオンライン自立学習。授業は平日17時〜21時。不登校向けの専用コースは確認できませんでした。運営会社の事業概要は、不登校などの理由で通塾できない子に学習を提供する、と説明しています
  • 家庭教師ソウガク:発達障害・グレーゾーン専門のオンライン家庭教師。入会金22,000円、小学生は25分×月4回で13,200円。詳しくはソウガクの評判で扱っています
  • すらら:先生が教える形ではなく、無学年式のオンライン教材です。小中5教科で月10,978円(継続割を使わない通常の価格。入会金は別に7,700円)。詳しくはすららの口コミで扱っています

教材と塾・家庭教師の違いは、発達障害・不登校の子のタブレット学習・通信教育で整理しています。

失敗しない選び方|体験で確かめる5つのこと

本人の感触、先生の交代、総額、休む・やめる条件、関係づくりの時間を確かめる空欄のチェックリスト

契約の前に、次の5つを確かめてください。

  1. 本人が「この先生なら」と感じたか(親の評価より本人の感触を優先する)
  2. 先生が合わなかったときに、交代できるか。費用はかかるか
  3. 初期費用と毎月の固定費を含めた総額はいくらか
  4. 回数を減らす・休む・やめるときの期限と費用はどうなっているか
  5. 勉強に入る前の、雑談や関係づくりの時間を取ってくれるか

始めるときは、週1回・短い時間からにすると、合わなかったときに引き返しやすくなります。

塾や家庭教師は出席扱いになる?

自宅でのICT学習と学校外の施設の条件を並列に整理し、校長が判断することを示す図解

塾や家庭教師での学習が出席扱いになるかどうかは、在籍する学校の校長が判断します。国は要件を示していますが、校長が判断するときの一律の基準までは示していません。

文部科学省の2019年(令和元年)10月の通知には、2つの場合が書かれています。どちらも対象は小学生・中学生です。

場合主な要件
自宅でICTなどを使って学習する場合保護者と学校の連携があること。訪問などによる対面指導が適切に行われること。学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。校長が学習の状況を十分に把握していること など
学校外の施設で相談・指導を受ける場合保護者と学校の連携があること。施設に通って相談・指導を受けること。民間の施設については、校長が教育委員会と連携して適切かどうかを判断すること など

オンラインの指導を自宅で受けるだけでは、要件を満たすとは限りません。対面での指導を誰が行うかを含めて、学校と相談して決めることになります。

各社の公式サイトの書き方も、断定はしていません。ティントルは、出席扱いを申請できる小・中学生向けの有料のオプションを用意したうえで、校長の判断なので必ず出席扱いになるとは言い切れない、と書いています。キズキ共育塾は、在籍校の判断でカウントできる場合があるとしています。

出席扱いの制度の全体は、不登校でも出席扱いになる制度でまとめています。

塾・家庭教師の前に検討したい無料の選択肢と、東京都の助成

無料の学びの場と利用料の助成を分け、通う形の施設が対象でオンラインは対象外という条件を示す図解

お金をかける前に、無料で使える学びの場があります。

  • 教育支援センター:各地域の教育委員会が開いている学びの場です。文部科学省が示した保護者向け情報提供資料のひな形は、利用料は基本的に無料だとしています
  • 学校の別室やスクールカウンセラー:使い方は学校に確認してください

東京都には、フリースクールなどの利用料への助成があります。2026年度の内容は次のとおりです(東京都の公式ページ・2026年10月4日確認)。

項目内容
金額利用料に対して月額2万円が上限
対象都内に住む不登校の小・中学生の保護者。所得制限なし
条件日中にフリースクールなどへ通っていること。夜間や休日だけの利用は対象外
申請の期間2026年5月27日〜2027年2月12日

公式は、対象の施設を、不登校支援を主たる目的として活動している通う形の施設としています。オンラインスクールは対象にならないと、公式のよくある質問に書かれています。

家に来てもらう家庭教師についての明記はありません。通う形ではないため、この要件には当てはまらないと読めます。迷う場合は、助成金の事務局に確認してください。

通う形の個別指導が対象になるかは、施設ごとの確認が必要です。キズキ共育塾は公式サイトで、この助成を活用できる可能性があると案内しています。

フリースクールの費用や選び方は、フリースクールとは?で扱っています。

中学生の場合|受験と内申を見すえて

授業に追いつく、定期テスト・評定、高校受験の目的を同じ高さのカードで並べた図解

中学生は、勉強の遅れに加えて、高校受験の時期が決まっています。塾や家庭教師を使う目的を、先に決めておくと選びやすくなります。

  • 学校の授業に追いつきたい:わかるところまで戻って教えてくれるか
  • 定期テストや評定の材料を作りたい:学校の進度や提出物に合わせてくれるか
  • 高校受験に備えたい:志望校の入試の形に合わせた指導ができるか

内申点や欠席日数の扱いは、不登校からの高校受験で整理しています。東京都立高校を受ける場合は、換算内申・調査書点の計算ツールで今の位置を確認できます。

勉強の遅れの取り戻し方は不登校の勉強の遅れはどう取り戻す?、学年ごとの備えは中学生の不登校も参考にしてください。

よくある質問

塾と家庭教師、料金、出席扱い、助成、無料体験、やめるときの疑問を中立的なアイコンで整理したFAQ図解
Q
不登校の子に合うのは、塾と家庭教師のどちらですか?
A

本人が今どこまで動けるかで変わります。外出が難しい時期はオンラインか訪問の家庭教師、家の外に出られるなら通う個別指導も候補になります。

Q
不登校の子の家庭教師の料金は、どれくらいですか?
A

会社で幅があります。2026年10月4日時点の公式サイトの金額を1時間あたりに直すと、約2,000円(30分1,000円)の会社、5,500円の不登校向けコース、講師のランクによって7,000円台になるサービスなどがありました。入会金や保証金などの初期費用が別にかかる会社もあります。

Q
塾や家庭教師は出席扱いになりますか?
A

在籍する学校の校長が判断します。国の通知は、自宅でのICT学習については対面指導が行われることなどを、学校外の施設については通って指導を受けることなどを要件にしています。

Q
東京都の助成は、家庭教師やオンライン塾に使えますか?
A

東京都のフリースクール等利用者支援事業助成金は、日中に通う形の施設が要件で、オンラインスクールは対象外とされています。家に来てもらう家庭教師についての明記はありませんが、通う形ではないため、要件には当てはまらないと読めます。

Q
無料体験は、どの会社にもありますか?
A

中身が違います。家庭教師ファーストは実際に担当する教師の体験授業、ティントルは個別相談会で希望すれば体験、キズキ共育塾は無料相談と見学で、体験授業は常設ではありません。

Q
途中でやめるときに、お金はかかりますか?
A

会社によります。解約金がないと明記している会社がある一方で、退会の期限について公式サイトの中で記載が分かれている会社や、期限を過ぎると費用がかかる会社もあります。契約の前に書面で確かめてください。

まとめ

朝の光が入る机に開いたノートと筆記具、湯気の立つマグカップがあり、奥で窓の外を見て伸びをする日本人の中学生くらいの子ども
  • 最初に決めるのは形式です。オンライン、訪問、通う、の3つから、本人が今できる形を選びます
  • 料金は、授業料・初期費用・毎月の固定費の3つで比べます。公式サイトに金額がない項目は、体験や相談のときに書面で確認してください
  • 体験の中身と、やめるときの条件は会社で違います
  • 出席扱いは校長の判断です。オンラインの指導を受けるだけで出席扱いになるとは限りません
  • 無料の教育支援センターと、東京都の助成(通う形の施設が対象)も先に確かめてください

進路の方向に迷うときは、進路コンパスも使ってください。

※本記事は2026年10月4日時点の各社公式サイトおよび公的機関の公開情報にもとづく一般的な情報提供です。料金・コース・解約条件は改定されることがあります。契約の前に、必ず各社の最新の説明と契約書面をご確認ください。出席扱いは在籍校の校長の判断によります。記事内にはプロモーションが含まれます。

主な出典:各社公式サイト(ティントル、家庭教師のガンバ、家庭教師のゴーイング、家庭教師のサクシード、家庭教師のノーバス、家庭教師ファースト、キズキ共育塾、e-Live、家庭ネット、松陰スタディ、ソウガク、すらら・2026年10月4日確認)/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)/東京都「フリースクール等利用者支援事業助成金」/文部科学省 保護者向け情報提供資料のひな形(令和5年7月31日事務連絡 別添)

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