「第一学院高等学校 やばい」と検索すると不安な言葉が並びますが、中身を分けると学校固有の問題は多くありません。指摘の大半は「通信制高校への一般的な偏見」「キャンパスによる差」「学費の見えにくさ」の3つに整理できます。
この記事では口コミをそのまま並べるのではなく、指摘されている内容を類型化し、公式情報で確認できる事実と突き合わせて検証します。特に「学費が高い」という評判については、就学支援金の対象外費目という具体的な構造で説明できます。
※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。学校の基本情報は第一学院高等学校とは?選考・コース・学費・進路実績にまとめています。
「やばい」と言われる3つの構造

① 通信制高校そのものへの偏見——学校名に関係なく、通信制と名のつく学校には「ちゃんと卒業できるのか」「就職で不利では」という先入観がついて回ります。この種の指摘は第一学院固有の話ではありません(通信制高校はやめとけと言われる理由と実際)。
② キャンパスによる差——第一学院は全国68キャンパスを展開しています。規模が大きいほど運営やスタッフの当たり外れが出やすくなり、個別のキャンパスで起きたことが学校全体の評価として書かれることがあります。
③ 学費が見えにくい——公式サイトに学費ページがなく、金額が公表されていません。加えて料金が「授業料」と「コース費用」の2本立てで、無償化の対象外になる費目があります。この見えにくさが「高い」「聞いていた話と違う」という不満につながりやすい構造です。
つまり判断は学校単位ではできません。「どのキャンパスで」「どのコースで」「総額いくらか」を確認したうえで決める必要があります。
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学費や通い方は、学校ごとの資料で比べるのが確実です——通信制高校の資料をまとめて取り寄せれば、条件の違いをそのまま見比べられます。
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良い評判に共通するもの

肯定的な声には、公式の制度設計と対応する共通点があります。
- 学力で門前払いされない——選考は面接と作文で、筆記試験は実施されません。作文は出願時提出のため、事前に落ち着いて準備できます
- やりたい分野で高校生活を作れる——芸能(渡辺高等学院と提携)、スポーツ(サッカー部・ゴルフ部)、eスポーツ(KONAMI eスポーツ学院と提携)、美容、ペットなど専門コースが豊富です
- 推薦の枠が多い——特別指定校推薦は2025年度実績で四年制大学262校・短期大学79校・専門学校257校。公式は「全員に活用のチャンスがあります」と記載しています
- 不登校・中退からの在籍が前提にある——公式の学校概要に「不登校や高校中退を経験した生徒が多数在籍・卒業しています」と明記されています
- 通学量を選べる——ベーシック(最大週2日)からオンラインのMobile HighSchoolまで幅があります
これらは「制度としてそうなっている」ことの裏づけであり、個々の満足度を保証するものではありません。
「学費が高い」の実体|支援金の対象外費目

悪い評判のなかで、構造として説明できるのがこれです。
公式の就学支援金ページには、支給対象と対象外がはっきり書かれています。
| 区分 | 費目 |
|---|---|
| 支援金の対象 | 通信制課程の授業料 |
| 対象外 | 入学金/施設設備費/特別指導料/指導関連費 |
支給額は第一学院の場合で1単位あたり13,668円まで(年間上限30単位)、所得制限はありません。私立通信制の支給額の例として33万7,200円が示されています。
ここで起きるのが認識のズレです。「高校無償化で授業料はタダになる」と理解して検討を始めると、実際には入学金・施設設備費・特別指導料・指導関連費が残ります。特にプレミアムコースや専門コースを選ぶと、コース費用の部分が積み上がります。
つまり「高い」のではなく「無償化されない部分がある」というのが正確です。 これは第一学院に限った話ではありませんが、学費が公式非公開である分、事前に把握しにくいという点が第一学院固有の弱みになります。
対策はひとつです。資料請求か個別相談で、「支援金を適用した後に実際に振り込む金額」を年度ごとに確認すること。「授業料は無償です」という説明で止めず、総額を聞いてください。
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学費が非公開の学校ほど、複数校の資料を並べる価値があります——同じ通学日数でも実質負担は学校ごとに変わります。数校まとめて取り寄せれば、支援金適用後の金額まで比較できます。
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キャンパスによる差|確認できること・できないこと

「先生の対応に差がある」「キャンパスによって雰囲気が違う」という指摘は多く見られますが、公開情報で裏づけを取ることはできません。全国68キャンパスの運営体制が同一水準かどうかは公表されていないためです。
一方、公開情報で確認できることもあります。
- 開講コースはキャンパスによって異なる——パンフレットで見たコースが、通う予定のキャンパスにはない場合があります
- 高萩校・養父校それぞれの学校評価PDFが公開されている——管轄キャンパスの学校評価も公開されており、確認できます
キャンパス単位で調べるのがこの学校を検討するときの鉄則です。学校名だけで判断すると、良い評判も悪い評判も自分のケースに当てはまらない可能性があります。
進路実績をどう読むか

第一学院は進路実績を実数で公表しています(2026年)。
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 大学等 | 1,467名 |
| 専門学校等 | 1,154名 |
| 就職等 | 543名 |
割合ではなく実数が出ている点は評価できます。 ただし公式に「一人で複数の大学・学部・学科に合格している場合も合格者数として累計しています」と注記があるため、合格実績校の一覧はのべ数として読む必要があります。
もうひとつ、進路の出口は特別指定校推薦とグループ内進学に厚みがあります。グループ内には「ネットの大学 managara」(新潟産業大学 経済学部/開志創造大学 情報デザイン学部)と第一学院の専攻科があります。
したがって、一般入試で難関大学を目指す場合は、外部の予備校・塾との併用が現実的です。この点を「弱点」と見るか「狙いが違う」と見るかで評価は変わります。
不登校・高校中退からの再スタートに向くか

当サイトが最も重視する観点です。公式情報から言えることを整理します。
向きやすい要素
- 筆記試験がない——学習の空白が選考で不利になりません
- 転入・編入が随時/卒業は3月と9月の年2回——中退後や学年途中でも計画を立てやすい設計です
- 制服の着用義務なし——服装のハードルが下がります
- 通学量を選べる——ベーシック(最大週2日)やオンラインから始められます
- 不登校・中退経験者の在籍を公式に明記——珍しい生徒として扱われない環境です
慎重に見るべき点
当サイトでは通信制高校のサポートを3段階(受け入れ実績のみ/研修・知識ベース/専門体制あり)で評価しています。第一学院は「受け入れ実績がある」ことは公式に明記されている一方、特別支援の有資格者による個別支援計画といった専門体制の記載は見当たりません。
- 不登校の経験があり、環境が変われば通えそう → 適合しやすい
- 発達特性があり、配慮の相談ができれば足りる → 個別相談で具体的に確認したうえで検討
- 専門的な個別支援が必須 → 専門体制を掲げる学校と比較したほうが安全
向いている人・向いていない人

向いている人
- 学力に不安がある人——筆記試験がありません
- やりたい分野が決まっている人——芸能・スポーツ・eスポーツ・美容・ペットの専門コースがあります
- 推薦で進学したい人——指定校推薦の枠が四年制大学262校あります
- 中退・転校からやり直したい人——随時の転編入と年2回の卒業時期
- 通える校舎がほしい人——全国68キャンパス(八王子・多摩からは立川・町田)
向いていない人
- 費用を最優先に抑えたい人——支援金の対象外費目が残ります。公立の通信制のほうが安く済みます
- 金額を先に知って比較したい人——公式非公開のため、問い合わせが前提です
- 一般入試で難関大学を狙う人——外部の予備校との併用が前提になります
- 専門的な発達支援が必須の人——専門体制を明記している学校との比較を
- キャンパス差を許容できない人——大規模校である以上、差は構造的に生じます
進路の方向性から整理したい方は進路タイプ診断(無料・3分)をご利用ください。
入学前チェック|個別相談で聞く7つ

第一学院は資料請求・オープンスクール・個別相談のいずれかから検討が始まります。この機会を「見学」ではなく「確認の場」として使ってください。
- 「支援金を適用した後に実際に振り込む金額は、1年目・2年目・3年目でいくらですか」
- 「授業料とコース費用は、それぞれいくらですか」
- 「このキャンパスで開講しているコースはどれですか」
- 「担任と合わなかったとき、誰に相談できますか」
- 「レポートが遅れたとき、誰がいつ気づいて連絡をくれますか」
- 「特別指定校推薦を使うには、どんな条件が必要ですか」
- 「(配慮が必要な場合)どこまで相談して決められますか」
1番と2番を必ず数字で確認してください。 学費が非公開である以上、ここを曖昧にしたまま進むと後から想定とのズレが出ます。
よくある質問

- Q第一学院高校は本当に「やばい」のですか?
- A
学校全体に問題があるという意味ではありません。指摘の中身は通信制への偏見・キャンパスによる差・学費の見えにくさが中心で、後者2つは志望キャンパスを絞って個別相談で確認すれば避けられます。
- Q学費が高いというのは本当ですか?
- A
「高い」というより「無償化されない部分が残る」が正確です。就学支援金の対象は通信制課程の授業料のみで、入学金・施設設備費・特別指導料・指導関連費は対象外と公式に明記されています。プレミアムコースや専門コースを選ぶとコース費用が加わります。
- Q卒業できないことはありますか?
- A
3年以上の在籍と74単位以上の修得という要件を満たせば卒業できます。筆記試験ではなくレポートとスクーリングの積み上げなので、続けられるかどうかが実質的な分かれ目です。自己管理に不安があるなら通学日数の多いコースを選ぶほうが安全です。
- Q入試で落ちることはありますか?
- A
選考は面接(本人および保護者)と作文による総合判定で、筆記試験はありません。学力を理由に不合格になる設計ではありませんが、書類の不備や手続きの遅れには注意が必要です。スポーツコースのみ学力試験・実技試験があります。
- Q大学進学で不利になりませんか?
- A
卒業資格は全日制と同じ「高等学校卒業」です。特別指定校推薦の枠が四年制大学262校あり、推薦での進学には強みがあります。一般入試で難関大学を目指す場合は、外部の予備校・塾との併用を前提に考えてください。
- Q発達障害があっても通えますか?
- A
通えます。筆記試験がなく通学量も選べ、不登校・中退経験者の在籍が公式に明記されています。ただし特別支援の有資格者による個別支援計画といった専門体制は公式に記載がないため、専門的支援が必須の場合は他校と比較することをおすすめします。
まとめ:「やばい」の中身を分けて、キャンパスと金額で判断する

- 「やばい」の正体は通信制への偏見・キャンパスによる差・学費の見えにくさの3つ
- 「学費が高い」は構造で説明できる——支援金の対象は授業料のみで、入学金・施設設備費・特別指導料・指導関連費は対象外
- 良い評判の中心は筆記試験のない選考と専門コース・指定校推薦の厚み
- キャンパス差は公開情報で裏づけが取れない。キャンパス単位で確認するしかない
- 進路実績は実数公表だが「一人で複数合格も累計」の注記あり。一般入試で難関大学なら外部併用が前提
- 不登校・中退からの再スタートには向く。ただし発達特性への専門体制の明記はない
次の一歩は、通えるキャンパスを絞って資料を取り寄せ、個別相談で7つの質問を確認することです。特に「支援金適用後に実際に振り込む金額」は必ず数字で聞いてください。
→ 学校の基本情報は第一学院高等学校とは?へ
→ 学費が公開されている学校と比べるなら飛鳥未来高校の学費へ
→ 他校と広く比べるなら通信制高校のおすすめと選び方|比較の7ステップへ
※本記事は2026年9月時点の公開情報に基づく一般的な情報提供です。学費・コース・サポート体制はキャンパスごとに異なり、改定される場合があります。特定の口コミの真偽を保証するものではなく、入学後の満足度を保証するものでもありません。就学支援金は制度改定や世帯の状況により変動し、支給を保証するものではありません。出願前に必ず志望キャンパスと公式サイトで最新情報をご確認ください。記事内にはプロモーションが含まれます。
主な出典:第一学院高等学校 公式サイト(学校概要・コース紹介・入学までの流れ・高等学校等就学支援金制度について・進路実績の各ページ)


