本記事は2026年10月21日に、公表の経緯と出典を見直しました。本人がディスレクシアを公表した俳優と柳家花緑さんを加え、トム・クルーズ氏(本人の説明が変わっている)、スティーブ・ジョブズ氏とアインシュタイン(推測)を「本人の公表ではない人」の節に分けています。
「文字がうまく読めない」
「文章を理解するのに時間がかかる」
もしあなたや、あなたの大切な人がディスレクシア(読字障害)の特性を抱え、悩んでいるとしたら、ぜひ知ってほしい人たちがいます。
ディスレクシア(読み書きの困難)を本人が公表している有名人には、日本では落語家の柳家花緑さん、海外では映画監督のスティーヴン・スピルバーグ氏、実業家のリチャード・ブランソン氏、俳優のキーラ・ナイトレイ氏・オーランド・ブルーム氏・ウーピー・ゴールドバーグ氏などがいます(2026年10月時点)。
この記事では、本人が公表したことを確認できた人を、出典とあわせて紹介します。名前がよく挙がるものの本人の公表ではない人(推測)や、本人の説明が変わっている人は、分けて書いています。
ディスレクシアがあっても、自分に合う方法や環境を見つけて力を発揮している人がいる。そのことを知るきっかけにしてください。
▼記事を読むのが面倒な人のためにAI解説動画を作りました。読み間違いはご容赦くださいませ。
ディスレクシアを本人が公表している有名人の一覧
まず全体像です。本人がインタビューや著書などで語ったことを確認できた人だけを載せています。
| 氏名 | 職業 | 公表した内容 | 主な出典 |
|---|---|---|---|
| 柳家花緑 | 落語家 | LD(ディスレクシア)とADHD | フジテレビ系『ノンストップ!』(2017年)、著書『僕が手にいれた発達障害という止まり木』(2020年) |
| スティーヴン・スピルバーグ | 映画監督 | ディスレクシア(2007年ごろに診断) | 学習障害の若者向けサイト「Friends of Quinn」(2012年) |
| リチャード・ブランソン | 実業家(ヴァージン・グループ創業者) | ディスレクシア | 本人のブログ(2015年に米Time誌に転載) |
| キーラ・ナイトレイ | 俳優 | ディスレクシア(6歳で診断) | 英Hello!誌(2003年) |
| オーランド・ブルーム | 俳優 | ディスレクシア(7歳で診断) | 米Child Mind Instituteでの対談(2010年) |
| ウーピー・ゴールドバーグ | 俳優・司会者 | ディスレクシア | 米Child Mind Instituteでの対談など |
| ヘンリー・ウィンクラー | 俳優・作家 | ディスレクシア(31歳で診断) | 米NPR(2019年) |
このほか、タレントのミッツ・マングローブさんは「学習障害」があると語り、黒柳徹子さんは子ども時代を振り返って「LDだったのでは」と書いています。どちらもディスレクシアの診断の公表ではないため、表には入れず本文で紹介します。
はじめに:ディスレクシアは「才能」の裏返し?

有名人の事例を見る前に、まずディスレクシアについて簡単におさらいし、なぜ有名人にディスレクシアが多いと言われるのかを見てみましょう。
ディスレクシア(読字障害)とは?
ディスレクシアは、識字障害・読字障害・発達性読み書き障害・発達性ディスレクシアなどとも呼ばれます。現在の診断基準では限局性学習症(SLD/かつての学習障害・LD)のうち「読み」に困難が中心的に現れるタイプにあたります。なお、書くことに困難が強いタイプはディスグラフィア(書字障害)、計算に困難が強いタイプはディスカリキュリア(算数障害)と呼ばれ、これらは重なって現れることもあります。
ディスレクシアは、知的な発達に遅れがないにもかかわらず、文字の読み書きに著しい困難を抱える学習障害の一種です。
| 主な症状の例 | 特徴 |
|---|---|
| 文字が歪んで見える | 人によっては、文字がにじんだり動いたりして見えると感じることがある(すべての人に当てはまるわけではない)。 |
| 音と文字が結びつかない | 文字を一つずつ拾って読む「逐次読み」になるため、読むのに非常に時間がかかる。 |
| 文章の理解が難しい | 読むことにエネルギーを使いすぎてしまい、内容が頭に入ってこない。 |
| 書き間違いが多い | 「め」と「ぬ」、「わ」と「ね」など、形の似た文字を間違えやすい。 |
これは、決して本人の努力不足や怠慢が原因ではありません。脳機能の先天的な特性によるものと考えられており、報告されている割合は言語によって異なり、日本語では文字の種類によっておよそ0.2〜6.9%、英語圏では基準によって推定に幅があります(国際ディスレクシア協会は、症状がある人を含めて15〜20%としています。くわしくは後半で説明します)。
なぜ有名人にディスレクシアが多いと言われるのか?
ディスレクシアのある人は、文字の処理が苦手な一方で、次のような力が得意なことがあると言われます。ただし研究のまとめ(メタ分析)では、ディスレクシアのある人の平均が視覚・空間の力や創造性で高いとは示されていません(視覚・空間の力は個人差が大きいとの報告があります。Chamberlain et al. 2018、Erbeli et al. 2021)。
- 視覚的・空間的思考力
物事を立体的なイメージで捉え、全体像をつかむ力。 - パターン認識能力
複雑な情報の中から、関連性や法則性を見つけ出す力。 - 創造性・発想力
既存の枠にとらわれず、アイデアを生み出す力。
有名人が目立つのは、公表した人が知られやすいからという面もあります。「ディスレクシアだから才能がある」のではなく、自分に合う方法や環境を見つけた人がいる、と受け止めてください。
【日本編】読み書きや学習の困難を公表している有名人・芸能人
まずは、日本で活躍する有名人から見ていきましょう。彼らの言葉や生き方は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。
柳家 花緑(落語家)
落語家の柳家花緑さんは、2017年9月にフジテレビ系『ノンストップ!』のインタビューで、発達障害と診断されたことを語りました。40代になってからの診断です。2020年には著書『僕が手にいれた発達障害という止まり木』(幻冬舎)を出版し、現在はLD(ディスレクシア)とADHDを公表しています。
2017年の番組では、7、8分の落語なら2、3回聞けば覚えられたとも語っています。文字を読むのが苦手でも、耳で覚える力が落語という仕事に合っていた例です。
黒柳 徹子(女優・作家)
「みんなと同じじゃなくていい」
日本を代表する女優であり、司会者、作家でもある黒柳徹子さん。彼女は自身の著書『窓ぎわのトットちゃん』の中で、小学校1年生の時に学校に馴染めず退学になった自身の幼少期を描いています。

徹子さんは、著書『小さいときから考えてきたこと』(2001年)に収められたエッセイ「私ってLDだったの?」で、子ども時代を振り返って「LDだったのではないか」と書いています。医師の診断を公表したものではありません。授業中に窓の外のチンドン屋さんを呼んでしまうなど、そのユニークな行動は、当時の学校では「問題児」と見なされていました。
しかし、転校先の「トモエ学園」の小林宗作先生は、会うたびに「きみは、本当は、いい子なんだよ」(『窓ぎわのトットちゃん』より)と声をかけ続けました。合う環境に出会えたことが大きかったと読み取れるエピソードです。
ミッツ・マングローブ(タレント)
「コンプレックスが自分だけの武器になる」
ミッツ・マングローブさんは、2016年1月の週刊女性PRIMEのインタビューで、自分には学習障害があると語っています。
ご本人が語っているのは「学習障害」で、ディスレクシアという診断名や、診断を受けたかどうかは語っていません。そのため一覧表には入れず、ここで紹介しています。
【海外編】ディスレクシアを公表している有名人|監督・俳優
エンターテインメントの世界では、多くのスターたちがディスレクシアと向き合いながら、輝かしいキャリアを築いています。
スティーブン・スピルバーグ(映画監督)

「映画づくりが逃げ場だった」
『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、数々の名作を生み出してきた巨匠、スティーブン・スピルバーグ監督。彼は2012年(65歳の時)にディスレクシアであることを公表しています。
診断を受けたのは約60歳頃で、それまで自身がディスレクシアであることに気づいていませんでした。読めるようになるのが同級生より2年ほど遅れ、からかいやいじめを受けたと語っています。
同じインタビューで、映画づくりは自分にとって大きな逃げ場になり、恥ずかしさや罪悪感から自分を救ってくれたと語っています。
キーラ・ナイトレイ(俳優)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られるキーラ・ナイトレイ氏は、2003年の英Hello!誌のインタビューで、6歳でディスレクシアと診断されたと語っています。夏休みに毎日本を読むことを条件に、母親が俳優のエージェントを探してくれると約束し、読む練習を続けたそうです。
オーランド・ブルーム(俳優)
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られるオーランド・ブルーム氏は、7歳でディスレクシアと診断されたと公表し、読み書きや作文に苦労した子ども時代について語っています(2010年、米Child Mind Instituteでの対談)。
ウーピー・ゴールドバーグ(俳優・司会者)
映画『天使にラブ・ソングを…』などで知られるウーピー・ゴールドバーグ氏は、ディスレクシアがあることを公表しています。子どもの頃はディスレクシアという名前が知られておらず、「のろい」などと言われたと語っています(米Child Mind Instituteでの対談など)。
ヘンリー・ウィンクラー(俳優・作家)
米ドラマ『ハッピーデイズ』などで知られる俳優のヘンリー・ウィンクラー氏は、31歳でディスレクシアと診断されたと語っています(2019年、米NPR)。作家のリン・オリヴァー氏との共著で、ディスレクシアのある小学4年生の男の子が主人公の児童書『Hank Zipzer』シリーズを出しています。
【海外編】ディスレクシアを公表している有名人|実業家
ビジネスの世界にも、ディスレクシアを公表している人がいます。
リチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ創業者)

「ディスレクシアを強みとして生かした」
航空や宇宙事業など幅広い事業を手がけるヴァージン・グループの創業者、リチャード・ブランソン氏は、ディスレクシアを自分の強みとして生かしてきたと語っています(本人のブログ。2015年に米Time誌に転載)。
学校の勉強についていけなかったと語っており、10代半ば(15〜16歳)で学校を離れています。文字を読むのが苦手だった分、苦手な仕事は人に任せることを覚えたと話しています。
苦手なことを人に任せたことで、全体像を考えることに集中できたと本人は振り返っています。
本人の公表ではない、または本人の説明が変わっている人
ここで紹介する人は、ディスレクシアの有名人としてよく名前が挙がりますが、本人の公表を確認できない、または本人の説明が一つに定まらない人です。一覧表には入れていません。
トム・クルーズ(俳優)- 本人の説明が変わっています

「本人の説明が変わっている」
『ミッション:インポッシブル』シリーズで知られるトム・クルーズ氏は、2003年の米People誌で、7歳ごろにディスレクシアと言われ、文字を読むのに苦しんだと語りました。克服の方法としては、自身が信仰する団体の学習法を挙げています。
一方、同じ2003年のCNNの番組では「自分はディスレクシアではない(I’m not dyslexic)」とも述べています。本人の説明が一つに定まらないため、この記事では一覧表に入れていません。信仰する団体の学習法は、医学的な支援とは別の話として区別して読む必要があります。
スティーブ・ジョブズ(Apple共同創業者)- 推測

「本人の公表はありません」
スティーブ・ジョブズ氏は、ディスレクシアの有名人として名前が挙がることがあります。ただし、本人が公表した事実は確認できません。学生時代に学校の勉強になじめなかったというエピソードなどから、外部が推測しているものです。
アルベルト・アインシュタイン(物理学者)- 推測

「思考実験という名の視覚的思考」
相対性理論で知られる20世紀最高の物理学者、アインシュタイン。彼は幼少期、言葉を話し始めるのが遅かったと言われています。学校の詰め込み式の授業になじめなかったとも言われますが、数学は得意でした。
彼がディスレクシアであったという直接的な証拠はありません。光の速さで追いかけたら光はどう見えるか、といった「思考実験」で知られることから、視覚的に考える人だったと語られることがあります。
故人について、残された逸話だけでディスレクシアと判断することはできません。「そう言われることがある」という話として受け止めてください。
なぜ日本人のディスレクシアの有名人は少ないのか

ここまで読んで、海外の有名人に比べて日本人がとても少ないと感じた方は多いと思います。これには理由があります。
理由1:日本語は、英語より読みの困難が表面化しにくい
ディスレクシアの出現頻度は言語によって大きく異なります。英語圏では基準によって推定に幅があり、国際ディスレクシア協会は、症状がある人を含めて15〜20%としています(より狭い基準ではそれより低い推定もあります)。日本語では、小学2〜6年生の音読を調べた研究で、読みに大きな困難が見られた割合が、ひらがな0.2%、カタカナ1.4%、漢字6.9%と報告されています。調べ方が違うため、単純には比べられません。
この差の一因として、日本語のかなが「文字と音がほぼ1対1で対応する」規則的な文字であることが挙げられています。英語は同じ綴りでも読み方が変わることが多く、読みの習得でつまずきやすくなります。つまり日本語話者にディスレクシアが存在しないのではなく、かなの読み書きの段階では気づかれにくいということです。
出典:Uno et al. (2009) Reading and Writing 22(宇野彰ほか、小学2〜6年生495人の調査)、国際ディスレクシア協会(IDA)
理由2:漢字の学習が始まってから困難が現れやすい
注目してほしいのは漢字の6.9%という数字です。かなでは0.2%でも、漢字になると一気に上がります。小学校の中学年以降、漢字の量が増えるタイミングでつまずきが表面化し、「低学年までは問題なかったのに急に勉強についていけなくなった」と受け取られることがあると考えられます。本人の努力不足や怠けと誤解されやすい時期でもあります。
理由3:公表することのハードルがまだ高い
日本では読み書きの困難が広く知られるようになったのが比較的最近で、学校での支援体制も地域差があります。公表することで仕事に影響が出るのではという不安から、診断を受けていても公表しない方が多いと考えられます。海外の有名人が次々と公表しているのは、本人の勇気に加えて、社会の側の受け止め方が変わってきたからでもあります。
つまり「日本人の有名人が少ない」ことは、日本にディスレクシアの人が少ないことを意味しません。現在も、読み書きの困難を抱えながら力を発揮している人はたくさんいます。
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ディスレクシアの特性を「強み」に変える3つのヒント
これまで見てきた有名人たちのエピソードには、ディスレクシアの困難を乗り越え、才能を開花させるためのヒントが隠されています。
1. 視覚的・空間的思考力を活かす
文字より映像やイメージで考えるほうが得意なら、その力を生かしましょう。マインドマップで考えを整理したり、絵や図で表現したりするのも有効です。
2. 自分の得意な記憶方法を見つける
柳家花緑さんは、落語を耳で聞いて覚えたと語っています。文字を読むのが苦手でも、耳から聞いたり、実際に体を動かして体験したりすることで、覚えやすくなる場合があります。自分に合った覚え方を見つけることが大切です。
3. テクノロジーを味方につける
現代には、ディスレクシアの人々を助ける便利なツールがたくさんあります。
- 音声読み上げソフト: 教科書や本、ウェブサイトを読み上げてくれます。
- 録音アプリ: 授業や会議の内容を録音して、後から聞き返すことができます。
- 音声入力: 話した言葉を自動で文字にしてくれます。
これらのツールを積極的に活用することで、読み書きの負担を大幅に減らすことができます。
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ディスレクシアに限らず、発達障害を公表した有名人を診断名の垣根なくまとめた一覧もあります。
→ 発達障害の有名人・芸能人一覧|本人公表の出典つき
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ディスレクシアに関するよくある質問
- Qディスレクシアは治りますか?
- A
「治す」というより、読み書きの負担を減らす方法を身につけていく、という考え方をします。ディスレクシアは脳の情報処理の特性によるもので、病気のように治療で消えるものではありません。ただし、本人に合った学び方や、音声読み上げ・タブレットなどの道具を使うことで、読み書きの困難が生活や仕事の妨げにならない状態にすることは十分に可能です。本記事で紹介した方々も、それぞれ自分に合う方法を見つけて力を発揮しています。
- Q日本人にディスレクシアの有名人が少ないのはなぜですか?
- A
日本語のかなは文字と音がほぼ1対1で対応するため、英語圏に比べて読みの困難が表面化しにくいことが一因です。報告されている割合は、英語圏では基準によって幅があり(国際ディスレクシア協会は症状がある人を含めて15〜20%)、日本語では小学生の音読の調査でひらがな0.2%・カタカナ1.4%・漢字6.9%です(調べ方が違うため単純には比べられません)。あわせて、日本では公表のハードルがまだ高いことも影響していると考えられます。詳しくは本記事の「なぜ日本人のディスレクシアの有名人は少ないのか」をご覧ください。
- Q黒柳徹子さんはディスレクシアなのですか?
- A
黒柳徹子さんは、ディスレクシアの診断を公表しているわけではありません。著書『小さいときから考えてきたこと』所収のエッセイ「私ってLDだったの?」で、子ども時代を振り返って「LDだったのではないか」と書いています。LDは読み・書き・計算などの領域に分かれており、ディスレクシアはそのうち「読み」に困難が出るタイプを指します。
- Qディスレクシアとディスグラフィアの違いは何ですか?
- A
ディスレクシアは「読む」ことに、ディスグラフィアは「書く」ことに困難が中心的に現れるタイプです。どちらも限局性学習症(SLD)に含まれ、計算に困難が強いディスカリキュリア(算数障害)も同じ分類です。実際には複数が重なって現れることが多く、「読みだけ」「書きだけ」ときれいに分かれないことも珍しくありません。
- Qディスレクシアの人は知能が高いのですか?
- A
知能が特別に高い、という意味ではありません。ディスレクシアは知的発達の全体的な遅れとは区別され、知的な能力に見合わないほど読み書きに困難が出るのが特徴です。そのため「頭はいいのに読めない」という形で現れ、結果として才能が目立つ人が知られやすい、という面があります。有名人の例は希望を持つ材料になりますが、「才能があるはずだ」という新たなプレッシャーにしないでください。
- Q子どもの読み書きが気になります。どこに相談すればいいですか?
- A
まずは学校の担任やスクールカウンセラー、お住まいの自治体の教育相談・発達相談窓口に相談してください。医学的な診断が必要な場合は、児童精神科や小児神経科、発達を専門に診ている医療機関が窓口になります。読み書きの困難は、本人の努力不足ではありません。早い段階で合った方法に出会えるほど、学びへの自信を失わずに済みます。
まとめ:自分に合う方法と環境を見つけた人たち

今回ご紹介した人たちは、ディスレクシアがありながら、自分に合う方法や環境を見つけて力を発揮してきました。
読み書きが苦手なことは、努力不足ではありません。
音声読み上げなどの道具や、自分に合う覚え方を使えば、読み書きの負担は減らせます。
もし今、ディスレクシアのことで深く悩んでいるのなら、どうか一人で抱え込まないでください。あなたの周りには、必ず理解し、サポートしてくれる人がいます。自分に合う方法が見つかれば、得意なことを生かせる場面も見つかるかもしれません。
記事監修: 平川病院 産業医・発達障害専門医


