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ココルポートのプログラム内容と1日の流れ|服装・時間も解説

就労移行支援事業所

「ココルポートに通ったら、実際に何をするんだろう?」
「1日のスケジュールはどんな感じ?きつくないかな」——見学に行く前に、通所のイメージを具体的につかんでおきたい方は多いはずです。

結論からお伝えすると、ココルポートのプログラムは7つのカテゴリに分かれ、就労移行支援だけで600種類以上が用意されています(※2026年6月時点)。PCスキルやビジネスマナーといった就職に直結する訓練から、ダンスや卓球などの余暇活動まで幅広く、自分の目標やペースに合わせて選べるのが特徴です。1日は朝礼から始まり、午前・午後のトレーニングを経て終礼で振り返る流れが基本です。

この記事では、ココルポートのプログラム内容をカテゴリ別に解説し、1日の流れ(タイムスケジュール)、通所時間、服装、そして当サイト独自の「発達特性別プログラム選び方マップ」まで、通う前に知っておきたいことをまるごとお伝えします。読み終える頃には、「自分が通ったらこんな1日を過ごすんだ」と具体的にイメージできるはずです。

ココルポートのプログラムは7カテゴリ・600種類以上

ココルポートのプログラムは7カテゴリ・600種類以上

ココルポートのプログラムは7つのカテゴリに分類され、合計600種類以上が用意されています(※2026年6月時点)。ココルポートとは、株式会社ココルポートが全国展開する就労移行支援サービスで、就労移行支援とは、一般企業への就職を目指す障がいのある方が、必要な知識・スキルを身につけ、就職活動から定着までを支援する障害福祉サービスです。

就職に必要な力を総合的に育てられるよう、7カテゴリは次のように構成されています。

カテゴリ主な目的
PCスキルWord・Excelなどの実務的なパソコン操作
コミュニケーション対人スキル・グループでの協働
セルフマネジメント体調・ストレスの自己管理
ビジネスマナー社会人としての基本マナー
就職活動応募書類・面接対策
模擬就労実際の職場に近い業務体験
余暇活動働き続けるための体力・リフレッシュ

さらに、Excel・Word・PowerPointからプログラミング、デザイン、語学までを学べるeラーニングが5,000レッスン以上用意されています。eラーニングとは、パソコンやタブレットを使って自分のペースで学べるオンライン学習教材のことで、苦手な部分を繰り返し復習できるのが利点です。

なお、プログラム数は事業所によって異なります。全社では600種類以上ですが、たとえば八王子駅前Officeでは555種類以上とされています。いずれにせよ、自分の目標やペースに合わせて選べる豊富な選択肢があると考えてよいでしょう。

ココルポート全体の特徴やサービス構成については、以下の記事で詳しくまとめています。

ココルポートとは?就労移行支援の特徴・料金・実績を徹底解説

カテゴリ別の主なプログラム内容

カテゴリ別の主なプログラム内容

各カテゴリでは、就職に直結する実務スキルから、働き続けるための体力づくりまでを実践的に学べます。それぞれ具体的に何をするのかを見ていきましょう。

PCスキル

PCスキルでは、一人一台パソコンを使える環境で、WordやExcelなどのオフィスソフトの操作を個人のレベルに合わせて学べます。資格取得を目指す方へのサポートもあり、PC初心者から実務レベルを目指す方まで対応しています。

事務職を目指す方にとってPCスキルは武器になりますが、「タイピングから不安」という方でも基礎から始められるので心配いりません。前述のeラーニング(5,000レッスン以上)を使えば、自分の苦手な部分を繰り返し学習することもできます。

コミュニケーション

コミュニケーションでは、グループワークやソーシャルスキルトレーニング(SST)を通じて、人と関わる力を養います。SSTとは、対人場面での適切な振る舞いを、ロールプレイなどで具体的に練習する訓練手法です。

新聞企画やイベント企画など、複数人で一つの目標に取り組むプログラムもあり、協働しながらコミュニケーション力と達成感を育てられます。

セルフマネジメント・ビジネスマナー

セルフマネジメントとは、自分の体調やストレスを自分で管理する力のことです。ストレスのサインに気づく方法や、調子が崩れそうなときの対処法、生活リズムの整え方などを学びます。

これは就職後に体調を崩して離職してしまうことを防ぐ、いわば「再発予防」の力にもなります。スキルの習得と並んで、ココルポートが特に力を入れている領域です。あわせて、報告・連絡・相談の仕方や電話対応といったビジネスマナーの座学も行われ、社会人としての基本を身につけられます。

就職活動・模擬就労

就職活動のプログラムでは、応募書類の添削や模擬面接(面接のロールプレイ)など、就職活動を実践的に練習できます。履歴書や職務経歴書は一人で書くと不安なものですが、スタッフが一緒に整えてくれるため、自分の強みを言葉にしやすくなります。

模擬就労とは、実際の職場に近い環境で業務を体験する「働く前の予行演習」です。顧客データ管理などの模擬業務や企業実習を通じて、自分がどんな仕事に向いているか、どのくらいのペースなら無理なく働けるかを確かめられます。就職後の「思っていた働き方と違った」というミスマッチを防ぐうえでも、大きな意味を持ちます。

余暇活動

余暇活動では、ダンス、ストレッチ、ウォーキング、卓球、フットサル、農業プログラムなど、体力づくりとリフレッシュを目的とした活動が充実しています。楽しみながら通所のリズムを保ち、心身を整えられるのがポイントです。

「就労移行支援なのに、なぜ運動や余暇活動を?」と思うかもしれません。しかし長く働き続けるには、毎日決まった時間に活動する体力と、ストレスを上手に発散する習慣が欠かせません。余暇活動は単なる息抜きではなく、「働き続けられる自分」をつくるトレーニングなのです。他の利用者との自然な交流の場にもなり、コミュニケーションの練習にもつながります。

個別プログラムと集団プログラムの違い

個別プログラムと集団プログラムの違い

ココルポートのプログラムには、一人で取り組む「個別プログラム」と、複数人で行う「集団プログラム」の2種類があり、どちらに取り組むかはスタッフと相談しながら自分で選べます。違いを整理すると次のとおりです。

種類向いている内容こんな方に
個別プログラムPC訓練・自己分析など自分のペースでじっくり進めたい方
集団プログラムグループワーク・SSTなど人と関わる練習をしたい方

「いきなり集団に入るのは不安」という方は、まず個別プログラムから始めて、慣れてきたら少しずつ集団プログラムに参加していくことも可能です。自分の状態に合わせて柔軟に組み立てられるのが、ココルポートの個別支援の強みです。

【独自】発達特性別 プログラム選び方マップ

【独自】発達特性別 プログラム選び方マップ

当サイトは「八王子×発達障害」をテーマにしています。その視点から、発達障害のある方が「自分の特性や悩み」を起点にプログラムを選ぶための早見マップを用意しました。まずは下の表で、自分に近い悩みから始めるプログラムを確認してみてください。

あなたの特性・悩み相性のよいプログラム進め方のヒント
対人関係が不安・人と話すと緊張するSST/コミュニケーション(まずは個別で練習)個別で型を学んでから少人数の集団へ
集団・感覚過敏が負担に感じる個別のPCスキル/自己分析一人で集中できる環境から始める
体調や気分に波があるセルフマネジメント自分の状態の把握と対処法を優先
PC・事務の実務力を伸ばしたいPCスキル/模擬就労基礎→実務→模擬業務と段階を踏む
働くイメージがわかない・自信がない模擬就労/企業実習実際の業務に近い体験で適性を確認
生活リズムが乱れがち余暇活動/朝礼・終礼への参加まず「通うこと」で活動リズムを整える

このマップはあくまで出発点です。たとえば「対人が不安」な方がSSTを個別で練習してから集団へ移る、「体調に波がある」方がセルフマネジメントで土台を整えてから就職活動へ進む、というように、特性に合わせて組み合わせるのがコツです。

大切なのは、すべてを完璧にこなそうとしないことです。ココルポートはプログラムを自分で選べるため、得意なところから始め、苦手な分野は少しずつ取り組めます。どのプログラムが自分の特性に合うかは、見学・体験のときにスタッフへ相談すると、一人ひとりの特性に合わせた個別支援計画(利用者ごとに支援の目標と内容を定めた計画)を一緒に考えてもらえます。

ココルポートの1日の流れ【タイムスケジュール】

ココルポートの1日の流れ【タイムスケジュール】

ココルポートの標準的な1日は、9:30の入室・朝礼から始まり、午前・午後のトレーニングを経て終礼で締めくくる流れです。公式が示す「1日の流れ」は次のとおりです。

時間帯内容
朝(9:30〜)入室・朝礼・ラジオ体操
午前トレーニング(個別訓練またはプログラム)
昼休憩(約1時間)
午後トレーニング(個別訓練またはプログラム)
夕方終礼・訓練日報の記入

出典: ココルポート公式「1日の流れ・1週間の流れ」(※2026年6月時点)

朝は朝礼とラジオ体操で1日が始まります。午前・午後にそれぞれトレーニングの時間があり、その日に取り組むプログラムは自分で選びます。途中、各自のタイミングで小休憩を取ることもできます。1日の終わりには終礼で振り返りを行い、訓練日報にその日の取り組みを記録してスタッフと共有します。

なお、入室や朝礼の時刻、サービス提供の時間帯は事業所によって異なります。公式の「1日の流れ」は9:30入室を基準としていますが、たとえば八王子駅前Officeなどではサービス提供時間が10:00〜15:00とされています。正確な時間は、通いたい事業所に確認するか、見学のときに尋ねてみましょう。

ココルポートの見学・体験から利用開始までの流れを解説

ココルポートの1週間の流れ【土曜・祝日も開所】

ココルポートの1週間の流れ【土曜・祝日も開所】

ココルポートは平日だけでなく、土曜日や祝日も開所しています。曜日ごとの基本的な過ごし方は次のとおりです。

曜日内容
平日(月〜金)通常のトレーニング(プログラム・個別訓練)
土曜余暇活動+個別訓練が中心
祝日開所する事業所あり(通常トレーニング)

土曜日はレクリエーションを通じてコミュニケーションスキルを高める日となっています。祝日も開所する事業所では通常のトレーニングを行っており、これは将来のシフト勤務に備える意味もあります。

平日に通いづらい時期がある方でも、土曜日に余暇活動から参加してみる、といった柔軟な通い方ができます。通所日数や曜日は、体調や生活リズムに合わせて調整できます。

通所時間・何時まで?通所頻度は?

通所時間・何時まで?通所頻度は?

通所時間は事業所により異なり、八王子駅前Officeなどではサービス提供が10:00〜15:00です。公式の「1日の流れ」は9:30入室を基準としており、いずれにせよ日中の数時間が中心です。半日通所から始めることもできます。

通所頻度については、週あたりの通所日数に下限が設けられていません。「最初から週5日はきつい」という方は、週1〜2日の少ない日数からスタートし、生活リズムを整えながら少しずつ増やしていけます。就職に向けては最終的に週5日通えるようになることを目標としますが、そこへ至るペースは一人ひとり違って構いません。

ココルポートの服装・持ち物

ココルポートの服装・持ち物

服装は、清潔感のある私服で問題ありません。スーツを着る必要はなく、リラックスして過ごせる服装で大丈夫です。ただし、模擬面接やビジネスマナーの実践プログラムでは、本番を想定してビジネスカジュアルを求められる場合があります(事業所により異なります)。

持ち物としては、筆記用具やメモ帳があると、説明や振り返りのときに便利です。昼食は、お弁当を持参する方、外に食べに行く方などさまざまですが、ランチ応援制度を実施している事業所では昼食が提供されます。服装や持ち物の細かいルールは事業所によって異なるため、見学のときに確認しておくと安心です。

なお、ココルポートは利用者の約9割が自己負担0円で利用しており、交通費応援制度(上限月1万円)やランチ応援制度といった通所を支える制度も整っています。

ココルポートのプログラムはきつい?不安への向き合い方

ココルポートのプログラムはきつい?不安への向き合い方

ココルポートのプログラムは、体調や目標に合わせて無理のない範囲から選べる仕組みになっているため、「きつくてついていけない」という心配は基本的にいりません。通所日数もプログラムも自分で選べ、途中で小休憩も取れます。

ブランクが長い方や体力に不安がある方は、まず週1〜2日・半日通所から始め、余暇活動で活動リズムを整えるところからスタートできます。「集団が苦手」「PCが不安」といった悩みも、前述の「発達特性別プログラム選び方マップ」のように、個別プログラムや基礎レベルから無理なく取り組めます。

とはいえ、合うか合わないかは人それぞれです。雰囲気やプログラムとの相性は、実際に見学・体験で確かめるのが一番確実です。見学・体験は無料なので、不安があるからこそ、まず足を運んでみることをおすすめします。

プログラム・1日の流れに関するよくある質問

プログラム・1日の流れに関するよくある質問

Q. プログラムはきつくないですか? 通所日数もプログラムも自分の体調に合わせて選べます。途中で小休憩も取れ、無理のない範囲から始められるので、ブランクがある方も安心です。

Q. 途中で休憩できますか? できます。各自のタイミングで小休憩を取れます。体調がすぐれないときはスタッフに相談して調整できるので、無理せず過ごせます。

Q. プログラムは自分で選べますか? 選べます。スタッフと相談しながら、その日の体調や目標に合わせて個別・集団のプログラムを組み合わせられます。

Q. 何時から何時まで通うのですか? 公式は9:30入室・朝礼から夕方の終礼までです。サービス提供時間は事業所により異なり、八王子等では10:00〜15:00。半日通所もできます。

Q. パソコンが苦手でも大丈夫ですか? 大丈夫です。PCスキルは個人のレベルに合わせて学べ、初心者向けの内容から始められます。eラーニングも活用できます。

Q. 集団プログラムが苦手でも通えますか? 通えます。無理に集団へ参加する必要はなく、個別プログラムから始めて慣れたら少しずつ集団に参加する進め方ができます。

まとめ|中身が気になったら見学で実際のプログラムを見よう

まとめ|中身が気になったら見学で実際のプログラムを見よう

ココルポートのプログラムは7カテゴリ・600種類以上(事業所により異なり、八王子は555種類以上)。PCスキルやビジネスマナーといった就職に直結する訓練から余暇活動まで幅広く、自分のペースで選べます。1日は9:30の入室・朝礼から始まり、午前・午後のトレーニングを経て終礼で振り返る流れです。通所時間や服装には事業所ごとの違いもあるので、細かい点は確認しておくと安心です。

発達特性に合うプログラム選びに迷ったら、本文の「発達特性別プログラム選び方マップ」を出発点にしてみてください。対人が不安ならSST・個別から、体調に波があるならセルフマネジメントから、というように、自分の特性を起点に無理なく始められます。

文章でイメージはつかめても、プログラムの雰囲気や自分との相性は、実際に体験してみないとわかりません。見学・体験は無料なので、中身が気になったらまず足を運んで、実際のプログラムを見てみてください。

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※本記事の情報は2026年6月時点のものです。プログラム内容・1日の流れ・通所時間は事業所により異なる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

記事監修: 平川病院 産業医・発達障害専門医

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